旧池上家住宅 at  三芳町立歴史民俗資料館

公開日:

カテゴリー: 仕事中にあったこと


三芳町藤久保の土地売買に向けて役場調査をしてきました。

“埋蔵文化財包蔵地”に該当しているか調べるため【三芳町立歴史民俗資料館】に行ってきました。

調査自体はアッという間に終わりましたが、敷地内にある“旧池上家住宅”がとても興味深かったので見学してきました。

こちらは“三芳町指定有形文化財”です。

江戸時代終わりから明治時代の初めに建てられたようです。茅葺、寄棟造りの大屋根とともに9間取り(3列3段)の部屋になっています。

建坪66坪(217.8㎡)

実に大きい間取りです。

ちなみに、一般的に販売されている新築戸建ての建売4LDKは総2階で床面積100㎡。つまり1階部分は50㎡。だから建坪約15坪ほど。

旧池上家住宅がどれだけ大きいか分かりましたでしょうか?

旧池上家住宅を近年の工法で建てたら、一体いくらするのか?

土地代は抜きにして、建築費用だけでもきっと4000万円はくだらないでしょう。

平屋だから、基礎部分や屋根部分が2階建よりも高くつきます。

考えれば考えるほど、この家が普通ではないことが想像できます。

とても興味深い家です。

見学は無料ですので、是非皆さんも見に行ってください(^^♪