「かがみの孤城」本と映画



代表の田村健太郎です(^^♪

 

「かがみの孤城」を読みました。

*作者:辻村深月(つじむらみづき)

 

前半は割と起伏の少ない、平坦なストーリーだな~と思って読み進めていました。

正直、読むのを止めようかな~と思うくらい平坦な感じ。

 

でもあのシーンを境に一気にストーリーが展開されていく。

 

私達は

助け合える?

それともえ

助け合えない?

 

そこからは

最後のページまで余すことなく、楽しませてくれる作品でした。

作品には書かれていなかったけど、あの二人はどうなったんだろう。

彼はどうなったんだろう。

 

 

善処したんだよね・・・?

 

読み終えた後の没入感は、最近読んだ本の中でも上位だと思います。

 

 

気になったので映画も観ました。

 

あ~、あの大事なシーンをどうしてカットしたの(´;ω;`)ウゥゥ

 

正直私が感動したシーンがさらっとカットされていたのが残念。。

でも、本でも私が平坦だと感じた部分は大分省かれていました(^^♪

 

 

一人一人の人生を描いたシーンや

こころがアキの手をぎゅっと握る最終のシーンをもっと強く描いて欲しかった~

 

 

本を読んで、映画も観て思ったのは

「絶対に小説を読んだ方が良い」

 

この人の作品は

映画だけじゃなくて、小説で細かい心情部分を汲み取って欲しい。

そこに彼女の作品の魅力があつように思います。

 

非常に満足度の高い小説。

オススメします(^^♪